一人は賑やか

久しぶりの練習   練習日記 2023年8月22日       Yuri

 

秋の訪れを告げる「処暑」は目前だというのに、相変わらずの‘危険な暑さ‘の中で、久しぶりの練習でした。

 

とても嬉しいことがありました!! 休団していらしたバスのHさん、そして、しばらくご病気でお休みだった団長さんと、ソプラノのIさんが復帰されました! 

 

まだ休団されている方、いったん退団された方々などの懐かしいお顔が目に浮かんで、またご一緒に歌いたいなあ、と思います。(多分先生方も、みなさんも同じ思いだと思います。お待ちしていますよ~~。)

 

練習の最初は、「三善晃)混声合唱曲集:うたの森」から、「一人は賑やか」(詩:茨木のり子です。

 

この曲は、一応音取りは終わっています。最初は通して歌いました。続いて、71小節から丁寧に復習しました。歌詞で言うと♪恋人よ♪で始まる締めくくりの部分です。

 

最初はメロデイの部分を全員で歌ってから、メロデイに対して各パートがどのようにニュアンスで歌っていくかの練習です。この練習方法は、全体の中での自分のパートの役割を掴むうえでとても効果的な練習だと思いました。

 

ブレスの仕方、他のパートと同じ音になる部分、などを’考えながら歌うこと‘が大切、とのことでした。

変化にとんだ、 凝った伴奏に乗って、何とか通して歌うことができました。

 

先生から、「短期間なのに、かなり良い音になってきた、えらいえらい!特にテナーがよく頑張った。」とお褒めのお言葉がありました。(なんだか最近、団全体で、音取りが早く出来るようになったのではないでしょうか!)

 

先生もR子先生も「大好き」とおっしゃるこの曲、歌っている私たちにもしっくりする曲だと感じています。

来週は言葉をつけるそうです。楽しみですね。

 

詩の原作者の茨木のり子さんは、みなさんご存じのように、この「一人は賑やか」のほか、「自分の感受性くらい」、「倚(よ)りかからず」、「わたしが一番きれいだったとき」など、凛とした詩でファンの多い方ですね。

 

49歳で伴侶を亡くされた後、79歳で誰にも看取られずに、脳動脈瘤破裂で急逝されるまで、一人でいることのつらさや、淋しさも、多分嫌というほど体験された中で、「一人でいることの‘賑やかさ」を歌われた心情を、歌詞からくみ取りたいと思います。

 

「来週までに、歌詞をよく読んでおくように」と、W先生からの宿題です。

 

★新しいホームページを作成してくださったHさんから、アクセスの仕方について、詳しいご説明がありました。わからないことがあったら、思い切って質問されるといいですね。(この日記、未完・・・つづきはのちほど)