賑やかな海だよ

 

練習日記 2023年9月5日  Yuri

 

日照り続きの毎日でしたが、台風の影響でおしめりがありました。でも、金曜日には関東地方に上陸しそうだとのこと、何とか被害が出ないとよいのですが・・・。

 

最初に一番を通して復習すると、先生から「雰囲気はいい」とのコメント。ただ、気をつけたいことは次の点でした。

①  ♪毒の茸も~~~♪は強めに終わること

     18小節目の「レ♯」と「ハ♯」もっとクリアーに意識してハーモニーを作ること(ツボにはまった音を)

     もう少し「ピアノに寄せたハーモニー」を意識すること

 

「この年代で、アマチュアがここまで歌えるということはすごい!とても良い!」と、W先生には珍しい(?)お褒めの言葉をいただきました。(いくつになっても褒められるのは嬉しいことでした)

 

続いて、2連目の言葉つけに入りました。一連目は「森」、2連目は「海」が主題です。

 

♪一人でいるのは賑やかだ

   賑やかな 賑やかな 海だよ 

     水平線もかたむいて 

     荒れに荒れっちまう 夜もある

 なぎの日生まれる 馬鹿貝もある♪

 

この連での対比は、「荒れに荒れちまう夜」と、「なぎの日」でしょうか?

 

「馬鹿貝」って???

 

潮干狩りでご経験があるかとかと思いますが、「馬鹿貝」は「ハマグリ」とよく似て間違いやすいのです、。

ただ、馬鹿貝の方は、中に砂がいっぱい詰まっていて、砂抜きがたいへんです。なぜ「馬鹿」などと呼ばれているのかは諸説あるようですが、いったん砂抜きをすると、たいへんおいしく、高級すしネタの「あおやぎ」となります。(先週の練習の時、どなたかがおっしゃっていましたね。)

 

昔から、関東では『あおやぎ』とよばれることが多かったそうです。これは、昔、馬鹿貝がたくさん採れた東京湾での集積地が、市原市の「青柳港」だったからだと言われています。多分、津田沼の前身、久々田(今の菊田)の海岸でもたくさん取れたのでしょうね。

 

まず、一連目とは微妙に違う部分を確認しました。短調の主和音の「ラドミ」は明るく歌うのがコツだそうです。

 

茨木さんの詩には、すっきりしたことばの中に、ほんのりユーモアがあるように感じます。最後のフレーズが、♪なぎの日生まれる ハマグリもある♪では、面白くないですよね。(また、先生からは「貝」をつけなかったら困ります、とのご指摘も・・・ホントに!)

 

次の点は要注意です。

    ♪荒れに荒れっちまう 夜もある♪の、「よるも」を強めにはっきり。

    ♪なぎの日生まれる♪は、一連目と違って、パートにより半拍ずつずれて入ります。

 

三善先生の曲は、伴奏などいろいろ凝っていて(ユニーク?)、’いい曲なので‘ 楽しく歌うことができました。

 

練習の後半は、10月の「バラ・コンサート」で歌う曲の練習です。(谷津バラ園に近い谷津公民館の伝統的な行事で、4年ぶりです。)

 

「夢で逢いましょう」(作詞:永 六輔 / 作曲:中村 八大 / 編曲:多胡 淳)と、「若い広場」(作詞・作曲:桑田 佳祐 / 編曲:石若 雅弥) を久しぶりに練習しました。

 

「若い広場」などは、5月以来歌っていないので、これから10月まで思い出し練習が大切ですね。

 

これらの曲は、バラ・コンサートのお客様たちにはなじみのある曲だと思います。楽しく歌いたいですね。

「皆さんもご一緒に歌いませんか」とお誘いする気持ちで歌いましょう、と役員さんからのメッセージです。

 

最後は「On the Sunny Side of the Street」と、4か月ぶりの「牧場の朝」で締めくくりました。「牧場の朝」は、よく知っている歌だという思い込みがあったのか、自己流になって、R子先生の素晴らしい伴奏に乗ることができませんでした。来週は、初心に戻って歌わなくては、と反省しました。

 

日の入りがだいぶ早くなりました。暗い道に充分気を付けて、無事に帰宅されますように・・・。来週はもっと涼しくなりますように・・・。