練習日記 10月17日 Yuri
いよいよ明日10月22日は、谷津公民館の「地域文化祭」の最終日、「バラコンサート」の当日です。いつも練習会場をお借りしている我が混声合唱団コールドリームも、12時30分より30分間、6曲を歌います。
たくさんの皆さんが聞いてくださるとうれしいですね。
聞いてくださる方が、ほっこりとして、私も歌ってみたいなあと思ってくださるように、のびやかな声と温かい表情で歌いましょう!
今まで練習してきた曲を、気になる歌詞をピックアップしておさらいに替えたいと思います。
1,「夢で逢いましょう」・・・♪夜があなたを抱きしめ 夜があなたにささやく♪
「夜」があなたを、どうやって抱きしめたりささやいたりするの?なんて思うのは野暮。なんとなく雰囲気はわかりますよね。この歌は♪夢で逢いましょう♪と♪夢を見ましょう♪以外は、この歌詞だけです。
日常の雑事や悩み事の中に溺れがちな私たちです。そんな時、この歌を歌って、若いころの夢を思い出したり、これからの人生の中で、どんな夢を見ようかな、などと思ったり、日常ではなかなかお目にかかれない素敵な人と語り合ったりする夢を見ましょうね、と、聞いてくださる方たちをお誘いするように歌いたいですね。。
(1961年、NHK のバラエテイ番組のテーマソング、永 六輔作詞、中村八大作曲、多胡淳編曲です)
次の3曲は、ずっと大切にしたい日本の歌です。
2.「牧場の朝」・・・♪遠い野末に牧童の 笛が鳴る鳴る ぴいぴいと♪
♪遠い野末に♪という歌詞に、牧場の広さが想像できます。ポプラ並木に囲まれた広い牧場の夜が静かに明けてゆく様子、その中で動く羊の群れ、働く人々、の姿などが目に浮かぶように歌いたいですね。
(1932年初出、文部省唱歌、」作詞者不詳;杉村楚人冠??、 船橋栄吉作曲、飯沼信義編曲)
3.「夕やけ こやけ」…♪お手々つないで 皆かえろ 烏と一緒に 帰りましょう♪
夕方まで、友だちと外で遊んだ、その頃の子どもたちの様子、烏は害鳥ではなく、身近なお友達のようだったのですね。(私の子ども時代も似たようなものでした) 懐かしく感じてくださる方も多いのではないでしょうか。心を込めて歌いたいです。
(1923(大正12年に発表されたた童謡:中村雨紅作詞、草川信 作曲、飯沼信陽氏編曲)
4.「冬景色」・・・ ♪烏啼きて 木に高く 人は畑に麦を踏む♪
文語調で、格式を感じる歌ですね。
湊町の静かな朝、ひとびとが働く昼間、そして、燈火が漏れてこないと、人が住んでいないように思えるくらい暗い夜・・・ここでも烏は身近です。自然や働く人々の姿が身近にあった大正時代の生活を思いながら歌いたいと思います。
(1913年初出;文部省唱歌、作詞、作曲者不明、飯沼信義編曲)
5.若い広場
♪恋はベルベット 生かしたシルエット♪」
♪「都会の隅で lonely、 みんな今頃どうしてる?♪
♪ほほを濡らすは 涙雨♪
♪あした誰かが待っている♪
さて、がらりと変わって、桑田佳祐さん作詞・作曲、平成29年のNHKの連続テレビ小節「ひよっこ」の主題歌です。カタカナや英語も混じって、若者向けの歌詞、それほど若くない私たちが歌うのは、ちょっと面はゆい?? 聞く方もびっくりされるかもしれませんね。
でも、若者の恋、別れ、孤独、後悔などはいつの時代も同じではないでしょうか?若者に戻ったつもりで、表情豊かに歌えたらいいのかな?と思うのですが・・・(W先生から「勘違いしないで!」と言われそうですね。) 最後の♪あした誰かが待っている♪が救い? ちょっとほっとしませんか?
見どころが一つ、後半で、男声の皆さんの、(西郷輝彦のような)手拍子が入ります。乞う、ご期待、です。
6.On the Sunny Side of the Street (陽のあたる通りで)
♪If I never have a cent, I’ll be rich as a Rockefeller,---♪
‘1セントも持ってなくたって (陽のあたる通りに出れば)大富豪のロックフェラーと同じさ’
どの曲も、先生方にご指導いただいたように、指揮をしっかり見て歌うこと、メロデイを歌っているときの姿勢、他のパートとのつなぎ、母音の発音。特に、出だしの音(♪ゆ~め…など)を丁寧に 歌いたいですね。
秋らしい空気の中で、咲き乱れる秋のバラを想像して、美しいハーモニーで歌えますように!!
久しぶりの舞台でちょっぴり緊張もありますが、楽しいひとときを過ごせますように!!
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