6日の練習は前日の雪がまだ残っていたのでお休みになりました。雪景色は美しく、もうすぐ春が来ることが感じられてうれしい雪でした。
13日の練習は「道」から。
基礎的な練習(音取り)は最後までできました。とご報告したら、「じゃあ歌ってみてください」とおっしゃいました。
何か月も丁寧に練習してきたので、この曲の流れが体にしみこんでいたようで、楽に歌えるようになっていました。
音取りの仕上げで先生が重点的に確認なさったのは2回目のlentoのフレーズです。最後のクライマックスがきちんと決まるようにしっかり声をだすように外声の方お願いいたします。
音取りはよしとなって、歌詞をつけることになりました。
歌詞をつけるということは「こわい」と先生がおっしゃいました。
歌詞をつけて歌うことは、作曲者の意図を受け止めて、自分たちの感性で心をこめた演奏をする、そして聞く人に感動を与えるような音楽を作り上げることにつながります。
ですから「こわい」とおっしゃったと思います。
でも
♪道は 伸びる
ひにやかれ あめにうたれ
道は 伸びる♪
きれいに歌い始めたと思います。
16小節からはpiu mosso 動きをプラスして
19小節からは落ち着いて快活に歌い、
♪ただ一筋に♪
ここで転調します。気持ちが変化する(深くなる)
そして28小節の♪ああー♪で歌の前半が終わります。
♪ああー♪のハーモニーはまだ完成しませんでした。
休憩後はハイドン「Credo」
最初のAllegroは4拍子ですが
11小節からはAdagioでゆっくり、そして3拍子になります。
イエス様が聖霊によって宿り、処女マリア様から生まれたとうたっています。そして苦しみの場面が46小節まで続きます。しかしこれはもうすぐ解決されるという方向に向かっていると先生がおっしゃいました。
清らかに美しく歌う場面だと思います。
43小節の1拍目まで進みました。
この合唱団は、取り組む曲を丁寧に誠実に学びながら音楽つくりをしていく先生の方針ですから、進み方は速くなくてもよい演奏が出来上がっていくと思います。
20日からはY先生がパート練習をしてくださることになりました。
演奏会までに全曲が仕上がることを願っています。
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ソプラノ tekko (木曜日, 22 2月 2024 01:15)
「ま」の功罪と言うと何だか仰々しいですが、13日の練習でふと、思ってしまいました。
「ま」は音取りの手段としては良い方法だと思います。でも、「ま」で曲の入り方やハーモニーを確かめるのはどうなんでしょうね。所詮「ま」は「ま」でしかありません。歌詞を付けた時「ま」でやったことは生きてくるものなのでしょうか。私にはそうは思えません。歌詞を付けたうえでの響き、フレーズの取り方等々あるのではないかと思います。
音がある程度取れたら歌詞を付けた練習にして頂きたいと思います。音と言葉を結びつける方がもっと曲を理解することができるし、歌詞を覚えることにもつながるのではないでしょうか。是非、ご検討をお願いします。
NEI (水曜日, 28 2月 2024 22:12)
こんにちは。
練習日記を読んでくださってありがとうございます。
コメント書いてくださったのはtekkoさんが初めてです。
気が付かないで、お返事が遅くなりました。
ごめんなさい。
マママで音取り練習することについて、前から疑問を持っていらっしゃったと思います。また、同じように疑問を持っている方は他にもいらっしゃると思います。
私もマママにはちょっとがっかりすることはありました。
でもマママは基礎練習です。
何事も基礎が大切です。
これは、畑に野菜を作るにも土作りが大切、ピアノがうまくなるためには指運びが大切、と同じことだと思います。
コール・ドリームの合唱の音楽性は素直で謙虚で純粋と思っていますが、それはいつも練習の録音をきいて感じていることです。
この演奏を聴いていいなと思ってくださる方も沢山?いらっしゃいます。
この音楽性を支えているのはやはり基礎練習ではないかとこの頃思います。
他の合唱団との違いがあるとしたら、身びいきかもしれませんが、心のこもった演奏ができているのは、うわべだけではない良さがあるのではないかと思います。
工芸品とか絵画でも神経が行き届いた繊細な技に驚くことがあります。それが愛情というか誠実さがあって感動を呼ぶのではないかと思っています。
繰り返し練習も多いですね。
もう一回歌って、といわれるとちょっとがっかりします。
でも、もう一回とおっしゃる先生もつらいと言うことをを聞いたことがあります。(前に習っていた声楽の先生から)
W先生も、もしかしたら、つらい気持ちを持ちながら丁寧に教えてくださっているのではないかと思います。
私たちも、基礎練習はつまらないとか意味がないとか思わずに、指導者を信じて一緒に、よい音楽をつくっていきたいと思います。