冬ごもりをしていた虫たちが、そろそろ地上に出てくるという「啓蟄」になったというのに、冬並みの寒さや、雪!、虫たちもさぞ驚いていることでしょうね。
おりしも、あの東北の大震災から13年目、まだまだ完全復興とはならない現状に、胸のふさがる思いです。
能登半島の震災後の復興にもなみなみならない努力が想定される中、わが房総半島では、地震が頻発しています。スーパーで防災用の赤い袋を購入する人たちを見かけたりすると‘心配な気持ちわかるなあ’と感じます。(練習中に、大きな地震が来たら、みんなでどう対処するかも、想定しておいた方がよいかもしれませんね。)
合唱団で歌えることの幸せを感じながらの練習です。練習は、「うたの森」の「雪の窓辺で」の、全員としては2回目の練習です。(パート練習では、Y先生に、通して音取りをしてただきました。) 特に、24小節目から43小節目のソプラノとアルトの部分まで丁寧練習をしました。
この歌は、いつもの♪マママ♪ではなく、♪ドレミ(階名)♪で練習しています。ゆったりとした優しい感じの曲なので、音取りしやすいように感じるのですが、そうは行きません。
W先生は、最近、時々、「音楽にするように」と、おっしゃいます。「音楽にする」って、どんなことなのでしょうか? この団では、先生ご自身が「良い歌い方」と、「悪い(?)歌い方」実演してくださるので、みな感覚的に理解して(理解したつもりになって??)、修正してゆきます。
多分、機械的に音符に添って声を出してゆくだけではだめなのでしょうね。「ハモるように」というのも同じことだと思います。人間の声って、奥が深いですね。
♪ドレミ♪で歌いながらも、歌の表情のようなものが感じられる練習でした。
後半の最初に、久しぶりにMOZART の’Sancta Maria, mater Dei’の練習が入りました。
ほぼ10か月ぶり、理由は、最近(嬉しいことに)男声に新しい方が増えたので、5時からの男声のパート練習で、音取りをされたそうなのです。(納得!)
*これからは、演奏会用のすべての曲の楽譜を持参するようにとのご連絡でした。
最後は、HAYDNの「Credo 」の言葉つけ、46小節まで、大急ぎで、ラテン語の発音と、意味を指導していただきました。♪Credo♪というのは、「我は信じる」という意味で、ラテン語の場合、動詞の語尾を見るだけで、主語がわかるのだそうです。
次回の練習からは、ラテン語で歌うことになりますね。この曲は、パートごとに違う歌詞で歌うことが多いので、しっかり発音しなくてはなりませんね。
ところで、モーツアルトの楽譜を久しぶりに見て、「活字が小さいので、読めなくなった! 視力が衰えたのかなあ??」という声が、休憩時間に、ちらほら聞こえました。(もう暗譜するしかないのかもしれません。老化現象との戦いです。)
脳と、心の若さを保つには、合唱、合唱です!!
今日(12日)も、天気が大荒れの予想、みなさまお気をつけてお過ごしください。
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