練習日記 5月14日 (NEI)

谷津のバラ園は今バラが満開です。甘い香りが一日中馥郁と香っています。

谷津公民館の広場は芝生が緑、シロツメクサが白い花を一面につけていて平和な夕方です。

 

ハイドンの「Agnus Dei」の後半は

♪dona nobis pacem♪

われらに平和を与えたまえ、の繰り返しです。

人間は、どうしても欲深く、罪深い生き物ですが、思いやりを持って、愛し合い、許しあって平和に暮らせますようにという気持ちで歌いたいと思います。

ソプラノさんは天使のように、テノールさんは最後に一番清らかに歌います。バスもアルトもそれを支えるようにしっかり歌います。美しいハーモニーを逸脱しないように。

 

休憩後は先週に続いて「一人は賑やか」を練習しました。

♪一人でいるのは 賑やかだ♪

この歌詞で歌の世界を作り出します。

1番2番3番と男性が主旋律を歌います。

特に2番の

♪水平線もかたむいて、荒れに荒れっちまう夜もある♪

3番

♪ちかって負け惜しみなんかじゃない♪

など面白いフレーズは言葉をはっきり聞こえるように歌ってほしい所です。

 

最後に「牧場の朝」を歌いました。

♪ただ一面に立ちこめた、牧場の朝の霧の海♪

歌い始めがむずかしい。毎日家で歌って練習してきましょうと言われました。難しいというか、歌い慣れたら歌いにくい感じはなくなると思います。

3番の♪今さしのぼる 日のかげに ♪からは校歌を歌うつもりで歌うのがよいと先生がおっしゃいました。きちんとそして朗々と歌うということかと思いました。

60年ぶりの同窓会で歌う校歌のように、と揶揄されながら楽しく歌って、終了しました。