花菖蒲が美しい季節です。
しかし、火曜日は春の空気に寒気がぶつかって、大気が不安定ということで、強風と大雨の塊が首都圏にも影響を及ぼしそうな心配がありました。
帰りの足が不安でお休みなさった方もいらっしゃって、この日は空席が少し目立ちました。
先生が「今日は早めにおわりましょう。」とおっしゃって練習が始まりました。
ハイドンの「Agnus Dei」音取りを確認します、と言われましたので、ラテン語の歌詞はまだつけませんでした。
特に注意して練習したのは46小節にある8分音符の下降音形です。ソプラノとアルトが並行して動く音形でハモリます。一緒のタイミングで歌うのが大切で、音程も高めに柔らかく歌ったほうがよいと思います。
そして、この音形は必ず覚えてきて、一つ一つの音符を読みながら歌うことがないように、お約束してくださいと先生がおっしゃいました。
全体に穏やかに平和な気持ちで歌います。
三善晃の曲は「流れる水のように」を歌いました。これもマで。
マママで歌ってもこれがどんな曲なのか考えて歌うと、それだけでも音楽になると先生がおっしゃいます。何回か繰り返して歌ううちにまとまった音楽になってきました。
注意するのは、深い息で歌うことだと思います。
お腹の息で歌わないと安定した声が出せないし、苦しくなります。
先生が姿勢を正しくして歌いなさいと繰り返しおっしゃっていました。
休憩の後は、ハイドンの1曲目、キリエでした。
歌いはじめの音は4パートとも同じ音なのですがそれがきれいに揃わなくて、何回も練習しました。
うまく歌えた時、この感じをつかんで下さいと言われました。
宗教曲なので祈りを込めて歌う感じが大切なのかと思います。
ハイドンがこの曲を作曲したのは200年以上前のことですが、その時の精神を想像して歌えたらと思います。
6月4日(火)には皆さんお元気で出席出来たらうれしいです。演奏会会費の2回目の集金ありますのでよろしくお願いします。
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