練習日記 7月23日 Yuri
猛暑が続いています。熱中症に加えて、コロナも8月にはピークを迎えそうとのこと。早く秋が来ますように、と祈るような毎日です。
そんな中、久しぶりにほとんどの顔が揃いました。ただ、W先生はご体調を崩されてお休み、Y先生がご指導くださいました。
W先生、先週までたいへんご無理をされていらしたのではないでしょうか?感謝の気持ちを込めて、すっかりお元気が戻られるまでご無理をされませんように。いつもの、楽しく熱意溢れるご指導をお待ちしております。
練習内容は、(1)愛唱歌集を通しておさらい、(2)MozartのSancta Maria, mater Dei のおさらい、(3)最後に、HaydnのCredoの復習、でした。
愛唱歌集は、久しぶりの曲が多く、懐かしい感じもあって、楽しく練習しました。。いろいろ忘れていることも多く、Y先生は一つひとつ丁寧に練習してくださいました。
1. 夢で逢いましょう(作詞:永 六輔、作曲:中村八大、編曲:多胡 淳)
・一番場大切なことは「誰がメロデイか」ということ
・メロデイを歌う時には、しっかり顔を上げ、前を見て歌う(指揮を見て)
2. 牧場の朝 (作詞:杉村疎人冠?、作曲:舟橋栄吉、編曲:飯沼信義)
・♪ただいちめんに♪の入り方がいつも遅く重くなりがち→前奏と同じテンポで歌うこと。
・♪かんかん♪、♪りんりん♪、♪ぴいぴい♪の前の、♪な~る な~る♪は、フォルテで伸びやかに盛り上げ、次の擬音は、心を込めてmpで胸を開いて締めくくるように。
3. 夕やけこやけ(作詞:中村雨紅、作曲:草川 信、編曲:飯沼信義)
・一番は男声がメロデイ、女声は殆どがハミングで支えていくのですが、アルトの低音が“ドスが効いて重くなりすぎ”、と何度もご注意を受けました。(「ドス」は怖いですよね)
・間奏の間に、上3声だけがハミングで入る24小節からは、ppの下に小さく(-)の印がついています。
これは「テヌート(tenuto:)」の印、音を保持して歌います。Dolciss(ドルチェッシモ)で、’甘くやわらかに‘、懐かしさを感じさせるように歌います。
4. 冬景色(文部省唱歌、編曲:飯沼信義)
・歌う順序を間違えないように、(1番、2番を歌ってから3番は最初に戻ります。ただし1番はmp、3番はmfですので意識して歌いましょう。)
・2番の出だし♪烏なきて♪ は、男声だけですので気を付けて。(女声が入ったら困りますね)
・男声のメロデイを受けた24小節からの女声のハミングには、テヌートがたくさんついています。スラーがついているときには、初めの音の方を強めにして柔らかく歌いましょう。
☆ 休憩後歌った以下の2曲も、ほんとうに久しぶりでした。(一年近く?)「それにしては、よく覚えていましたね」とY先生。以前の猛練習が生きていたのだな、と思いました。テンポ感がこれまでの4曲とは全く違うので、気持ちを切り替えて歌いたいですね。
5. 若い広場(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲石若雅哉)
・64小節目に入る手拍子(男声だけ)が、なかなかそろいません。いつでも揃うようにしましょう。
6. On the Sunny Side of the Street(作詞:D.フィールズ、作曲:J.マクヒュー)
・出だしの♪Grab your coat♪ の[ G] の音は、日本語の「グ」と違って、のどの奥からはっきり出すようにしましょう。(「グラブ」でなく「ラブ」と聞こえてしまいます。)
・姿勢をよくして、若々しく歌いましょう。
最後に、Mozartの「Sancta Maria, mater Dei」とHaydnの「Credo」を練習しました。
「Sancta Maria, mater Dei」は、5月まで練習してきたのに、自分としては一番ひどかったと反省しています。もう一度初心に戻って、歌詞と意味を確認しながら、個人練習をしなければと思いました。
「Credo」は、先週も練習したのですが、11小節と、47小節の、テンポが変わるところがうまくいきませんでした。「テンポが変わるときには、必ず指揮を見ること!」、「楽譜を見ないで、他のパートとの関係をよく考えながら歌えるように」、とY先生。頑張りたいですね。
最後にお知らせとお誘いです。(修正しました)
♪♪♪第12回若竹の会コンサート
「わたしたちの歌曲/ 團伊久磨生誕100年記念」
若林先生の恩師竹沢喜明先生と教え子さんたちのコンサートです。
(めったに聞けない、W先生の素晴らしいバリトン・ソロをお聴きになれますよ)
・日時:8月9日(金曜日) 13:30 開場、14:00 開演
・場所:野方区民ホール 東京都中野区野方5丁目3‐1
・アクセス・高田馬場から西武新宿線「野方駅」(南口から徒歩3分)
・入場無料
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