練習日記 9月10日(火)  Yuri  

 

暦の上では、今は「白露(はくろ)」、‘草の露が白く光る’という素敵な気候のはずですが、現実には、屋外に出るのをためらうほどの猛暑です。天気予報では、この暑さはお彼岸ごろまで続くとのこと、もう、我慢するか、楽しむかしかありませんね。そんな中、夕方公民館に集まって、合唱を楽しめる私たちは、しあわせですね。

 

(1)アンコール曲の音取り

練習は、アンコール曲の音取りから始まりました。本番で、聴衆の方たから「アンコール!」とお声がかかることを期待して、後半の音取りを済ませました。曲名は当日のお楽しみです。とても良い曲です。

 

(2)続いて、第2部の歌 を順番に3曲おさらいしました。皆さん、暗譜は進んでいますか?

 

「夢で逢いましょう」

 

  出だしの♪doo  doo♪は、「楽しいことがはじまるよ~」という雰囲気で入ります。最初に♪夢で逢

 いましょう♪と歌いだすソプラノさんテナーさん、歌い出しがとても大切、若々しいイメージで伸び 

 やかに入ります。アルトとバスは、温かく支えていきます。

青春には、嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、淋しいこと、いろいろありますが、♪君と僕とで夢を見ましょう、夢で逢いましょう♪、という歌のイメージを大切にしながら歌います。

(歌詞を間違えやすいので、気をつけましょう!!)

 

この歌は、1960年代にNHKで毎週放映されていた人気番組の主題歌、中島弘子さんというとてもとても上品な方が司会をされていました。「上を向いて歩こう」もこの番組で紹介された歌の一つです。その上品な雰囲気が出せたらいいですね。練習しているうちに、だんだん楽しい感じになって(昔を思い出して?)、特に男声の若々しい響きが素敵でした。

 

「牧場の朝」

 

  広い牧場の奥の方から伝わってくるような前奏に乗って、一番はソプラノさんが、2番はテナーさ

  んが歌い始めます。なぜか、最初の音が遅れがち、♪ただいちめんに♪ の「た」が揃わないという

 ことで、何度も練習しました。

 

  暗い中から目覚めてくる、牧場の景色、そのどこに視点を置いて歌うのかがとても大切です。想像

  力が必要ですね。その時々の景色をイメージしながら歌いたいと思います。

 

  前奏・後奏や、自分のパートが歌わないときには、下を向いて、楽譜にかじりつくのではなく

 を上げ、指揮を見て、場の景色を想像しながら聞きたいと思いますが、いかがでしょうか? 終末

 も、後奏の最後の音が消えるまで、歌に集中したいですね。(何度も書いてごめんなさい)

 

 本番でも、みんなの気持ちと姿勢が揃っていたら、ますます良いハーモニーが生まれるのではないで 

 しょうか?

 

(この歌も歌詞を間違いやすいので気をつけましょう。

  ポプラ並木の うっすりと 黒い底から 勇ましく は、「暗い」ではなく「黒い」です。

  鐘は かんかん  鈴は りんりん  笛は ぴいぴい ですね。

 

「夕やけこやけ」

 

  一番は男声がメロデイ、ずっとmp p で静かに歌います。途中アルトだけが みなかえろと、

 ppで入るところ、間奏のm-------------♪ が難しいです。テヌートに気をつけましょう。

 

 ♪子どもが帰った・・・ からは調が変わり明るくなります。最後の♪m-------------♪は、夜空 

 に金の星がきらきらする光景を思い浮かべながら、特に、最後の51小節目のピアノの和音をしっか

 りと聴きながら終わることが大切ですね。

 

懐かしく心暖まる歌を歌って、ほっこりした気持ちで帰途につきました。

 

15日(日)は特別練習、会場は、袖ケ浦公民館です。