長かった夏もやっと終わりかかっています。
この日は中秋の名月が雲の間から見えてまぶしく輝いていました。
演奏会の第2ステージに歌う愛唱曲はもう何回か練習してきましたが、この日は6曲を通して仕上げていく練習でした。
「夢で逢いましょう」
まず顔の表情を明るくして、この曲をイメージします。
夢で逢いましょうというのは、嫌いな人ではなく、好きな人とか懐かしい人を思って歌う気持ちだと思います。
メロディを歌うのは主にテノールとソプラノですが、柔らかい声できれいに楽しそうに歌うことが大切です。
“ゆめ”の発音は先生が何度もご注意なさっていました。
YUの発音は微妙につまるらしく、それではなくて、開いた発音がいいとおっしゃいました。
メロディのパートをよく聞いて、オブリガートは少しコントロールするように歌いました。
「夢逢い」は細かい注意が多くてそれを直してから、
通して歌うのに30分くらいかかりました。
「牧場の朝」ソプラノの歌いはじめがきれいに歌えてよかったです。
「夕やけこやけ」あまりにもポピュラーな歌でかえって難しい所がありますが、編曲者の加えたオブリガートに味があっていい曲になったと思います。
「冬景色」細かい発音の直しはありましたが大体よかったようです。
「若い広場」「On the Sunny Side of the Street」
暗譜はまだできていませんが、少しは指揮を見て歌えるようになりました。
休憩後はモーツアルトの「Sancta Maria」の練習。
最初にアルト、テノール、バスの下3声でラテン語がこなれた歌い方ができていることを確かめました。それからソプラノのメロディをハーモニーに乗せて仕上げ練習しました。
減7和音がそれらしい響きになっていないのでまた次にそこを直して練習しますとおっしゃっていました。
そのあと、演奏会のことで団長さんからお知らせがありました。オケ合わせ、ゲネプロのこと、そしてレセプションのことも話し合って皆さんいつものように参加することになりました。
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