ついこの間、10月には珍しい猛暑日があったというのに、急に暖房が欲しくなるような日が来たり、定まらないお天気が続きました。でも12日からの3連休は秋らしいお天気に恵まれそうですね。
社会の様子も定まらず、新首相のもと近く総選挙があったり、世界を見れば、深刻な紛争がなかなか収まらなかったり、悩ましいことが続きます。(でも、ノーベル平和賞に、日本の「被団協(日本原水爆被害者団体協議会)」が選ばれる、というのは嬉しいニュースでした。)
そんな中、私たちが今練習している「うたの森」の曲の中には、自然や人間社会に対する信頼や愛情が溢れていることに、ふと気づいたりします。例えば、「流れる水のように」は次のように歌っています。(作詞:山川啓介、作曲:三善 晃)
♪流れる水になろうよ 素敵な旅をしよう♪
♪悲しみも つらいことも 立ち止まらず 越えて♪
♪まぶしい海が ほらね 見える 未来という名の 夢の海原♪
♪一度だけの今日を 君とうるおし 流れていくんだ のびやかに 熱く♪
今週の練習は、先週に続き「うたの森」の総復習でした。
気になったのは<雪の窓辺で> です。
この歌詞では、主人公は、部屋の中で外の雪の様子の移り変わりを見ながら、今年の思い出を歌っていますね。
1番は、♪雪が流れてる♪ ・・・雪は「2月のちょうちょのように」、春の来る日を教えてくれました。
2番は、♪雪がふっている♪・・・雪は「4月の花びらのように」、生まれたばかりのみどりごの目に降り注いでいようでした。(主人公は、赤ちゃんが生れたばかりのご家族なのでしょうか?)
3番は、♪雪が降り積もる♪・・・雪は、今年の♪過ぎた春秋ひとつひとつ♪を思い出させてくれているようですね。
1番は「楽しいことや つらいこと」、2番は、「あかるいはなし くらいうた」。3番は、「笑ったことや ないたこと」を、今年もいっぱいあったり、聞いたりした、と歌っています。歌詞を間違えないよう、要注意です!!(実は、私自身、ときどき間違えていました)
68ページの解説では、「雪が流れ、降り、積もっていくのに合わせ、ピアノが変化していくのが見事。一年を想い歌うのにふさわしい拡がりを感じられるでしょう」と書かれています。
私たちの歌は、その「拡がり」を表現できているでしょうか? 先生からは、「ピアノに合わせたビート感が無い」とのご指摘が(また)ありました。 特に、45小節からの「アルベッジョ」の部分は暗記するように、とのご指導でした。(つづく)
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