練習日記 10月15日 (NEI)

秋が進み日の暮れるのが速くなりました。

“天の原 ふりさけ見れば 春日なる

三笠の山に いでし月かも“

W先生のお好きな和歌です。

 

10月は公民館のお祭りがあり、15日は谷津公民館が使用できないので、菊田公民館での練習でした。

演奏会の曲も大分まとってきたので、この日は第一ステージと第2ステージの曲を通して練習しました。

 

「雪の窓辺で」

最初に歌い始める曲です。

しっかりとしかし自然な感じで歌い始めたいと思います。

先生が、女声合唱は子供で男声合唱はお父さんが歌っているイメージで歌うのがいいとおっしゃいました。

雪の美しく降る様子を無邪気な優しい感じで歌います。

♪窓の外は雪が流れてる♪

一番は雪は「春の来るのを教えてくれる白いちょうちょ」

二番は「生まれたばかりのみどりごのミルク飲む目にふりそそいでた白い花びら」

三番は「あの雪は今年の思い出。今年の空から舞い降りる白い思い出」

楽しいこともあったけど、そうでないこともあった。そんな気持ちを浄化してくれるように雪が降っている、と表現します。

気を付けるのは、全部のパートがテンポをそろえること、小節の1拍目は早すぎたり遅すぎたりしないように指揮を見て歌うことです。気持ちもそろえて。

 

「それが涙だと言うのなら」

♪それが涙だと言うのならなぜ君はそれを大事にする♪

悲しい経験をいつまでも忘れないで、

♪君は後ろを振り返り、ある考えにぴったりくると油断して(安心して)また歩き始める。♪

♪君は涙を おまじないのように 持っていて

幸福のゆくえを 決めさせる それが涙だというのなら♪

人間て悲しい思いを抱えながら幸福を求めて生きていく、そういうものかもしれない、という心の歌、三善晃先生の精神が表れていると思います。

 

第二ステージは愛唱曲。

「夢で逢いましょう」

透き通るように柔らかい声で夢の世界を表現したい歌だろ思います

「牧場の朝」

日本語の美しさを感じます。情景をイメージしながら歌います。

「夕やけこやけ」

情感豊かに歌います。最後に一番星がキラっと光るのを目で追います。

「冬景色」

歌もきれいですが、ピアノの細かい動きに耳を傾けて、これに乗って歌えますように。

「若い広場」

楽しく、若々しく元気に歌いたいと思います。

On the sunny Side of the Street

お金なんてなくても日の当たる通りを歩けばお金持ちの気分さ!とジャズの気分で歌います。軽やかに明るく、力まないで歌います。

 

 

歌が沢山あって大変ですが、理沙さんがヴァイオリンで応援してくださいます。頑張って歌おうと思いました。